『イティハーサ』は、水樹和佳子(連載当時は水樹和佳)先生による、日本の漫画史に燦然と輝く超古代SFファンタジーの大傑作です。
1万2000年前の古代日本を舞台に、「神と人間」「善と悪の正体」を真っ正面から描いた非常にディープで哲学的な大河ロマンで、2000年には第31回星雲賞コミック部門を受賞しています。少女漫画の枠を超え、多くのSFファンや目の肥えた漫画好きから今なお絶賛され続けている作品です。
今回の記事では、イティハーサが試し読みできるかどうかを調べてみました。
試し読み
『イティハーサ』は現在、電子書籍で全巻配信されています!現在配信されているデジタル版(全7巻構成)は、主要な電子書籍ストアで手軽に楽しむことができます。
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- Amazon Kindle
- コミックシーモア
各ストアで1巻の冒頭部分を無料で試し読みすることが可能です。
最初は一見、静かな古代の村の物語として始まりますが、1巻の中盤から一気に物語のギアが上がり、世界の崩壊と神々の戦いへと巻き込まれていきます。壮大で、読み終わったあとに人生観が変わるような深い読書体験を味わいたいなら、これ以上ない名作です。まずは小気味いい緊張感が走る1巻の試し読みから覗いてみてください。
あらすじを読む
舞台は、まだ人が神の気配を身近に感じ、言葉に霊力を宿す「真言告(まことのり)」を使っていた1万2000年前の日本。
「目に見えぬ神々」を平穏に信仰していた村の少年・鷹野(たかや)は、ある日川で赤ん坊を拾い、透祜(とおこ)と名付けて妹として大切に育てます。
しかし7年後、彼らの村は突如現れた「目に見える邪悪な神」である「威神(いしん)」の信徒たちに襲われ、壊滅してしまいます。
生き残った鷹野、透祜、そして兄貴分である青比古(あおひこ)の3人は、威神と対立する「目に見える善の神」である「亞神(あしん)」の信徒たちに救われます。
「善の亞神」と「悪の威神」という、分かりやすい二元論の神々の戦争に巻き込まれていく中、3人は「目に見える神々とは一体何なのか?」「本当の善悪とは?」という過酷な世界の真実に直面していくことになります。
基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 著者 | 水樹和佳子(旧ペンネーム:水樹和佳) |
| 掲載誌 | 『ぶ〜け』(集英社)※掲載誌の休刊を経て、最終章は描き下ろし単行本で完結 |
| 連載期間 | 1986年 〜 1999年 |
| 単行本 | コミックス版:全15巻 / 文庫版・電子書籍版:全7巻 |
| ジャンル | SF超古代ファンタジー、大河ロマン、スピリチュアル・哲学 |




